【ご報告】第三回貧困対策を考える学習会

2013年10月13日に札幌市若者支援総合センターで開催された第三回貧困対策を考える学習会は、皆様のご支援ご協力のおかげさまで無事に終了致しました。

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貧困対策を考える学習会は、「貧困マインドマップ」を作成しながら貧困がどのような問題や人に連鎖しているのか考え、「貧困の定義」に関する意見共有や、社会的養護関係者・ホームレス支援・学習支援など普段は各自で活動されている方々が「貧困」という一つの課題について一緒に議論して参りました。

その中で、貧困には経済的な問題が根底にあり、その「お金」の問題が人間関係や精神的な病気などの諸問題につながっていることを改めて確認し、第三回学習会では貧困問題の根底にある「お金」の問題に焦点を絞ることに致しました。そして、家庭の経済状況が子どもの進路選択に際して大きな影響があるのに対して、それを補う一つの手段が奨学金であることから、今回は「奨学金」をテーマにし、18名の参加者の方々と話し合いが行われました。

また、今回は具体的な貧困対策を打ち出すことを目的として開催し、学習会の中心メンバーから「親や環境に左右されず進路を選択するために奨学金があるはずなのに、その奨学金の情報が十分に子どもたちへ行き渡っていないのではないか」という問題提起があり、具体的な貧困対策案として「奨学金ハンドブック」の提案がありました。

そこで、近年は奨学金(日本学生支援機構)の制度に関する議論が盛り上がっていますが、奨学金の構造自体の課題も踏まえながらも、奨学金(日本学生支援機構や他の奨学金制度)の「情報格差」が子どもたちが描く未来を狭めてしまっているのではないか、という論点で参加者の方々と議論を進めました。

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今回の学習会で話し合われた意見や論点をもとに、今後は「奨学金ハンドブック作成チーム(仮)」を学習会とは別に結成してメンバーを公募し、奨学金ハンドブックの実現に向けて活動していくことも学習会で決定致しました。

皆様には、引き続き「貧困対策を考える学習会」に加えて「奨学金ハンドブック作成チーム(仮)」に関してもご支援とご協力、ご理解いただきますよう切にお願い申し上げます。

最後になりましたが、今回の学習会にご参加いただいた方々をはじめ、学習会の準備にあたってご支援ご協力いただいた方々に心より御礼申し上げます。

誠にありがとうございました!